コロナが流行した2020年幌加内高校はどんな環境だったの?

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多くの学校と同じではあるけど

コロナウイルスが世界的に大流行した2020年。

多くの企業や大会と同じく、人が多く集まる学校も様々な制限を課せられる中、学校もスタートしました。

学校が始まる4月にはコロナウイルスの国内流行はピークに達し、学校が休校になったのは幌加内高校だけではありません。

学生を含め多くの人々が生活に制限を強いられることになりました。

町全体の人口が1500人に満たない町ですが、例外なく蜜を避けなければいけない状況が続きました。

1クラス10人程度

現在3学年が授業を受ける中で1クラスの生徒数は10人前後(2020年現在)。

多くの高校生からすると驚くほど少人数のクラスかもしれません。

北海道でコロナウイルスが流行した時期もありましたが、主要都市の札幌近郊や旭川など比較的人口の多い町でのことで幌加内で、コロナウイルスの発生は現在のところありません。

学校側としても透明のビニールシートで生徒と先生の空気感染が起こらないよう対応しています。

また夏場の対応としては窓やドアを開けっ放しにして、空気の循環を徹底しました。

学校生活の中でストレスのかからないコロナ対策をできるのが少人数校の良いところです。

行事は中止することなく

元々がイベントや行事ごとの多い幌加内高校。

高校生の様々な大会やイベントが自粛されていく中、幌加内高校での学校行事等はできるだけ例年と同じように行われています。

時期が7月に入り北海道のコロナウイルスが落ち着いていたこともありますが、1年生の宿泊研修は問題なく行われました。

その他、学校で例年行われる商店会や学校祭なども多少の蜜を避け、マスク着用を行なったまま行うことができています。

授業時間の短縮はあるものの、夏休みが短縮されることもなく平常通りの日常を送ることができています。

そもそも野外が多い

農業高校ということもあり、そもそも野外での授業が多いことが幸いしていたこともあります。

一般的な高校と違い、農業授業や野外での実習イベントが多いことで、室内でのコロナウイルス感染確率も高くはありませんでした。

今後コロナウイルスの関係もあり、多くの学校では様々な制限が増えていくかもしれません。

働き方自体が変わる中、高校生が将来に描く生き方や生活スタイルのイメージも変わっていくことでしょう。

都会から地方へ多くの人々が目を向け、国の方針としても地方への人口分散を本格的に行うかもしれません。

そのような自然回帰を促すことができるのが農業高校の強みでもあります。

そば打ちも間隔をとって

いくつか特徴がある中で幌加内高校が度々注目されるそば打ちの必修授業。

全国大会で3連覇を果たすなど、スキルの高さは折り紙つきのものとなっています。

毎年そば打ちの段位認定試験があるため、それに向かってそば打ちを行う生徒。

放課後に残って居残り練習をする生徒も多く「そば局」に属して本格的に全国大会を目指す生徒もいます。

授業などでは間隔を保つことができるので落ち着いた環境でそば打ちを行うことができます。

寮生活は一人部屋に

今までの寮での生活は1年生が2人部屋、2年生に上がると一人部屋になっていました。

しかしコロナウイルスの関係で全ての生徒が1人部屋となりました。

(オリエンテーションなどは食堂で行いました)

食事の際などは間隔を保ちつつ食堂で食事をします。

寮の部屋自体にも余裕がある状態なので、国が推奨している蜜を避けることもできます。

寮生活をしている場合、親御さんの心配も色々あるとは思いますが、少人数の学校という安心感が幌加内高校にはあります。

大きな変化なく

他の高校などに比べて大きな変化を強いられることなく、通常通りの授業が行うことができるのは地方都市や、少人数校の長所です。

時代の流れに合わせて変化をしなければいけないこともありますが、変わらないことを続けることもまた簡単なことではありません。

今後、変化をしなかったことやコロナの影響を心配することなく行える場所や組織が強みとなる時代。

自然の中で今までと変わることなく生活ができることは、学生たちにとっても貴重な生活になっていくかもしれません。

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