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どんな授業?
幌加内高校では幌高商店会と幌加内高校販売会が授業で行われています。
それぞれ1年の間に2、3回ほど授業として組み込まれていますが、幌高商店会と幌加内高校販売会の違いは以下のような違いです。
幌高商店会は学校の中で行われる独自の商店会です。幌加内高校販売会は近隣の町のスーパーなどでブースを開いて行われる販売会です。
実際に売られている商品は大体同じものが販売されますが、商店会では焼きたてのベーカリーが販売されています。
商品を販売するプロセスを通して、学びを得るのが授業として取り組む目的です。
学年を超えて
商店会や販売会では学年の枠を超えて、毎年行われます。
全ての学年の生徒が一緒にやることにより、3年生は後輩を引っ張る立ち位置として、2年生は中心のメンバーとして、1年生は先輩の姿を見ながら学んでいきます。
少人数の学校だからがゆえに、できる学年を超えた形での実習授業となっています。
幌高商店会
幌高商店会を行うまでに、生徒は多くの会議を重ねアイディアをまとめていきます。
特にコロナ対策については、初めてのことばかりでしたが、それらの対策を講じて行なっているおかげでクラスターや陽性者は一度も出ていません。
- どんな商品ラインナップにするか
- 案内はどのようにするか
- 値段設定はどうするか
- ポップ、人員配置はどうするか
主に上記のようなことを中心に、生徒同士で話し合いを重ねて、生徒が主体となって幌高商店会を開催します。
試作と商品
そばのつゆや細かい部分も含め、毎年微妙な改良を行い、購入してくれる人に満足してもらえるような商品作りを行なっています。
時期にもよりますが、幌高商店会での主な商品ラインナップは下記のようなものが中心です。
- 生そば各種
- ベーカリー
- パウンドケーキ
- トマトジュース・紫蘇ジュース。幌高サワー
- 畑で収穫された野菜
- 花
これらのものが、幌高商店会、幌加内高校販売会で陳列されます。
現在のところネット販売は行なっておりませんが、ふるさと納税の返礼品として手にすることができます。
毎年同じことを同じくやるのではなく、反省と改良を加えながら変化をしていくことで、商品はもちろん接客のスキルアップなども目指しています。
商店会に来てくれる人々
多くのお客さんは町内に住む方々がメインとなりますが、近隣の市町村や生徒の父兄、または移動した先生や卒業生など様々な人が訪れてくれます。
町内の人々からすると、普段あまり入ることのない幌加内高校に入り、買い物をする。
以前まで在籍していた先生や卒業生は、少しずつ変化する幌高商店会を楽しみ、在校生や他の先生と話をする。
そんな楽しみを抱えながら、来校してくれることに感謝します。
売って終わりではない幌高商店会
幌高商店会が終わると、総売り上げを計算し反省会も行います。
そうすることで、次の商店会へ繋げることやリアルに体験する販売の難しさと楽しさを学びます。
お客さんから上がってきた声や、評価なども反映されていますので、生徒に一声かけていただくととてもありがたいです。
幌加内高校販売会
販売会は、車で約1時間ほどかけて近隣の大きな都市のスーパーなどで小さなブースを開きます。
様々なスーパーで認知度も上がっているため「○○日にうちで販売会やりませんか?」とオファーが来ることも少なくありません。
生徒たちにとっても嬉しいことですし、購入を待ってくれている近隣都市のお客様にも感謝しています。
そばは本格的に行うことも
幌高商店会では学校の中にある施設を利用して、そばの提供を行います。
しかし、販売会では早朝に打った生そばの販売、もしくは本物の飲食店を丸ごとレンタルして、そばの提供を行います。
様々なホテルで調理人としてやっていた教員が、生徒一人一人の役割を見極めながら、本物のそば屋のようにお店を回していきます。
調理はもちろんのこと、接客対応、お客さんの待たせ方や席の回し方など、実践的に必要なことばかり。
学校とは違う場所で、緊張と戸惑いを味わうことにより、経験値も格段に上がります。
幌加内高校の生徒が打つそばは、一種のブランドになっていますので、多くのお客さんが列を作って並びます。
プロの調理人であっても、列を作って待つお客さんがいればそれなりの焦りや緊張が生まれます。
そんな経験を積みながら、飲食店の運営の難しさと楽しさを学びます。
互いにとっての相乗効果
販売ブースを構えさせてくれる店舗にとっても、幌加内高校の授業にとっても互いに相乗効果のある幌加内高校販売会。
幌加内高校がブースを開くことによって、スーパーの集客率も大きく変わるとのことです。
お客さんにとっても普段あまり手にすることのない、幌加内高校生の作る商品や飲食を食べることができます。
盛り上がるSNS
SNSを活用して告知をすると多くの方のリツイートやインプレッションがあります。
お陰様で多くの人へ周知ができますし、時には「SNS見てきました」などと声をかけてもらうことも。
日を追うごとにSNSでの反響も増えていますので、今後とも幌加内高校の活動をチェックしてもらえると嬉しい限りです。
生徒などにも声をかけてもらえると、やりがいや充実感も生まれますのでよろしくお願いいたします。
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