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大人気幌加内高校ベーカーリー
商店会を開催するといつも一番先に売り切れるのがベーカリーコーナー。
今回も開場１５分ほどでほとんどのベーカリーが売り切れました。
いつも人気の幌高商店会ですが、販売がすべての目的ではなく、販売も含めて学校授業の一環となっています。
残念ながら購入できなかった人もいるとは思いますが、高校にある施設を利用しての調理加工になるので、大量生産は行うことができません。
生徒にとっても心苦しいところではありますが、ご理解を頂ければと思います。
収穫野菜の販売
今年度より、学校の駐車場を利用して行われている収穫野菜の無人販売。
日々、町民の方々には購入をしていただいていますが、商店会での野菜や花の売れ行きも、毎年盛況となります。
無人販売では普段並ばない野菜が商店会では並べられるので、多くの人がお目当てにやってきてくれます。
無農薬で作られているものもあり、購入する人にとっても安心して手にすることができるものばかりです。
また、普段野菜を授業で手がけている生徒が販売をすることで、生産者の顔が見えます。
購入する人にとっては安心感や、食べる時の美味しさ、感情が他とは違うものになります。
定番のトマトジュース
例年４種類のトマトジュースと紫蘇ジュース、そして幌高サワーなどとても美味なジュースが並びます。
幌加内高校を良く知るお客さんからは「今年はトマトジュースが１種類少ないね」などと声もかけていただけます。
トマトジュースやミニトマトジュースの甘味は強く、様々な色のミニトマトジュースは、スーパーなどで購入できるものではありません。
また紫蘇ジュースや幌高サワーなどもここでしか購入できないものなので、オリジナル商品として購入されていきます。
自身や家族で飲むだけでなく「お土産用です」「地方の友人へ発送するんです」など、様々なルートで飲用されています。
そば処
幌加内高校の多目的ホールでブースが開かれる、そば処では行列ができるほど多くの人が高校生の打つそばを楽しみに待ってくれます。
用意した生そばもきっちりと完売し、調理する高校生にとっても気持ちの良い仕事となります。
普段授業でそばを打つことがあっても、一般のお客さんに食べてもらう機会が多いわけではありません。
幌高商店会のように一般開放をすることによって、より実践的にそして、多くの人に自らのスキルを披露する機会にもなります。
また、ここ最近はメディアの出演が多かったこともあり「テレビで見てたよ」などと声をかけてもらう生徒も数名いました。
生徒にとってもそのような声かけはモチベーションにもなりますし、見られているということでより質の高いものを提供しようとなります。
町民の方との交流機会でもあるので、そのような声かけもとても良い経験となります。
まとめ
２０２１年度は高校で２回の幌高商店会を行いました。
今回の商店会で訪れたお客さんは約１６０名。
オープンの３０分以上前から並んでくれているお客さんもいたほどです。
高校生にとって、実践を交えながら学べること。
そしてお客さんにとっては、喜んで購入してもらえることで、互いにwinwinの関係性にも繋がります。
また、幌加内高校を卒業した生徒にとっては、後輩や昔の教員と会うことのできる機会でもあり、良い時間にもなります。
今年度は終了となりますが、また来年度お越しいただけるようよろしくお願いいたします。
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