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高校生がそば打ちを指導
全国高校そば打ち選手権4連覇。
そのような実力もあることから、先日は「上川総合振興局」の方々が、幌加内高校でそば打ち体験を行うために足を運んでくれました。
高校生にとっても、いつも教わっているそば打ちを誰かに教えるという経験はとても貴重なもの。
ましてや自分の親と同じような年齢の方々に教える難しさは想像以上にあったのではないでしょうか。
幌加内高校では年に1度ほど、町内の小学生を対象にそば打ちを教えることはありますが、大人に対してそば打ちを教えることはほとんどありません。
これらの経験は高校生にとって、どのような経験になるでしょうか?
最大の学びはアウトプット
「教えるより教わる方が楽」
このような言葉がある通り、人に何かを教えるよりも教わる方が簡単です。
一般的な高校生は学校やバイト先などで、様々な人から何かを学ぶ機会が圧倒的に多いことでしょう。
しかしながら、本当の意味で自分自身のスキルや経験にするには「他人に教える」というアウトプットが自分自身にとって成長する時間でもあります。
もちろんそば打ちを何度も何度も繰り返すことで、上手くなっていく成長過程は存在します。
ただ、他人に教えることによって、自分自身でも技術の再確認を行うことが大切なものでもあります。
教える難しさ
社会人であれば人に何かを教える難しさを実感している人は数多くいるのではないでしょうか。
学校の先生たちは日々、生徒に対して当たり前のように授業を行ってはいますが、人に何かを教えるということは目で見るよりも簡単なことではありません。
教える前の準備から、生徒によって教え方を変えてみたりと、毎日試行錯誤をしながら授業を進めます。
今回のようなことを通して、人に何かを教えるという難しさを実感した生徒も多かったと思います。
もちろん、上川総合振興局の方々もそば打ちの難しさや奥深さを実感したこととは思いますが、生徒たちも同じく初めての経験を積むことができました。
「教えるって難しい」そんなことを感じたことで、自分たちの経験値も大きく上がっているのです。
地域で学ぶ
上川総合振興局ではここ数年様々な地域で様々なことを経験することによって、地域の特性や知見を深めています。
一見何気ないようなことに思えるかもしれませんが、そのような組織の方々が地域の特産などを学ぶことにより互いにとってメリットが大きくもあります。
特に幌加内町のようなコンパクトな町では、役場と高校の繋がりなども近しく行政が高校の活動などを深く知ることもできます。
これらの活動を経験することにより、他の地域も含めた新たな価値の創出や、今までに見えなかった視点からの視野の広がりなどもあるかもしれません。
文化を学び引き継ぐ
「そばは日本の文化」
そのように評するくらい和食の中でもファンが多い日本のそば。
幌加内という町にとってのそばは、歴史であり、文化であり、産業であり、シンボルです。
これらの文化を引き継ぐには、幌加内高校に通う生徒や町民だけではなく、行政の方が体験を通すことによって、様々な形で知れ渡ることもあることでしょう。
文化を学び引き継ぐということは、必ずしも継承者だけではなく、様々な形で関わりを持つ方々が繋いでいくものもあります。
まとめ
「全国高校そば打ち選手権4連覇」
この快挙は幌加内だけではなく、北海道のそば産業を含め多くの方面への影響をもたらすものです。
これらの実績もあり、幌加内のそばはもちろん、幌加内高校生が打つそば打ちは色々な人が興味を持っています。
自分たちより目上の人に対して、自分たちのスキルを教える。
このような機会は、高校を卒業して社会人になっても多くある機会ではありません。
これらの経験が生徒にとっても、上川総合振興局の方々にとっても、幌加内の町にとっても良き経験となれば今後へと繋がるものになるでしょう。
幌加内高校のそば打ちは、多く人に対して様々なことを伝えてくれるツールの一つでもあるのです。
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