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スキーヤーが絶賛するパウダースノー
北海道の雪はサラサラでスキーヤーやスノーボーダーには憧れの雪質かもしれません。
彼らは北海道の上質な雪を求めて、広い北海道の様々な土地を巡ります。
その中でも雪が多く、特にサラサラの雪が降り積もる幌加内では「ほろたちスキー場」というスキー場があります。
パウダースノーの中でもさらに上質な雪は授業で使用するには贅沢な雪質かもしれません。
学校から見える近さ
ほろたちスキー場は学校から眺めることができる近い山です。
幌加内高校の職員室からも山を滑っているスキーヤーやスノーボーダーを見ることができるほどです。
学校から歩いて3、40分ということと、幌加内高校の生徒はリフト料金が無料なので、休みの日などは遊びに行っている生徒もいます。
初級、中級、上級、最上級と、それとなくコースが分かれているため、スキーに慣れていない生徒も比較的楽しみながらレベルを上げていくことができます。
授業もまたレベルに合わせて教員の指導が行われるため、心配することはないでしょう。
昼食はロッジで
スキー授業が行われる日は、一日中スキー場にいるため昼食は学校の給食、もしくは弁当をスキー場のロッジで済ませます。
冬の授業ではこれらのことが数回授業としてあるので、ちょっとしたスキー合宿授業のようになります。
高校生にとっても、午前中はスキーをやって午後から普通の授業となるより、一日中スキー授業の方が気持ち的にもいいでしょうし、スキーも上達するでしょう。
スキー場のロッジで昼食を取るなんて、北海道のいくつかの高校だけのことかもしれませんしね。
ほぼ貸し切り?!
幌加内にあるほろたちスキー場は、週末以外そこまで人で混むことはありません。
スキー授業は平日の日中に行われるため、一般客は数える程度。
もしくは町内の小学校や中学校の授業と被って、一緒にスキー場を使うことがある程度でしょうか。
リフトで人待ちをすることもなければ、人と交錯する危険性もかなり低いものとなり、快適にスキーの上達を目指すことができます。
学校としても一般客が少ない方が危険性も少なく、授業がしやすいこともあるでしょう。
地域みらい留学生は?!
幌加内高校が今年度から新規プロジェクトとして参画している〝地域みらい留学365〟という国内留学システム。
首都圏からの高校生が2年生の1年間を幌加内高校に留学して授業を学びます。
幌加内高校にも地域みらい留学生が留学しており、彼らは北海道の生徒のようにスキーが身近にある生活ではありません。
何回かはやったことがある留学生などもいますが、幌加内高校の生徒に比べるともちろん経験値は少ない方です。
しかし幌加内高校では、地域みらい留学生のことも踏まえて外部コーチが基本などを教えてくれます。
留学生も留学生で、何本か滑り終えるとコツを掴むのが早いのか、自分たちだけでも滑れるようになっていきました。
特に地域みらい留学の経験の一つとして、幌加内高校ではスキー授業が挙げられることの一つです。
北海道や雪国の高校ならではの授業なので、楽しみな留学生も多いことでしょう。
1年間の留学中に、地域みらい留学生はマンツーマンでスキーを学ぶことができるので、留学が終わった後も、スキーを楽しむくらいのレベルで滑れるようになります。
特に幌加内の雪でスキーを始め、他の町での雪や重たい雪などを経験すると、いかに幌加内の雪がパウダースノーだったかが分かると思います。
地域みらい留学生は特に他の町の雪をあまり知らないので、良い経験になるのではないでしょうか。
まとめ
幌加内にあるほろたちスキー場は、北海道のスキー場の中では高い山とは言えませんが、幌加内でしか味わうことのできない上質なパウダースノーの雪を求めて、早朝からスキーヤーやスノーボーダーが訪れます。
多くのお客さんが訪れる訳ではないので〝穴場〟と言われることもあるほどのスキー場の一つです。
幌加内高校の生徒がパウダースノーを求めているわけではありませんが、幌加内の上質な雪でスキーができるのは幸運なことかもしれません。
そんな幌加内の雪でスキー授業を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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