私たちは授業を通して町の人に自分たちのスキルを伝える

学校の授業

こんにちわ。

幌加内高校セカンドチャンネルです。

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地元の人への還元

調理実習やそば打ちなど、食品加工、製造について多くの授業を行う幌加内高校。

高校生自体も少人数の学校でこれらのような授業を受講することで、彼ら自身のスキルも低くはありません。

学校の授業では地域住民への料理教室などを開催することで、地域住民とのコミュニケーションを取りつつ人に教える難しさも学びます。

幌加内高校は「町立学校」ということもあり、町や町民との関係性を築くことにも重きを置いています。

必ずしも幌加内町の高校生だけが在籍しているわけではなく、北海道内外から集まってきている学生にとっては社会性を経験する良い機会でもあるのです。

地域住民へも良い影響を

これらの課外授業は高校生にとって学べることが多いだけではなく、参加してくれる住民にとっても良い機会だと感じています。

幌加内高校に通っている生徒が、どのような学生たちなのか。

どのような授業を普段学んでいるのか。

そのようなことを知ることも、普段接することのない世代と一緒に何かを作業することも、新しい刺激を受けるのではないでしょうか。

地産地消と地教

地元の食材を地元で消費すること。

これを地産地消(ちさんちしょう)と呼びますが、幌加内高校では地産地消に伴い地域の人に地元の名産を伝える「地教(ちきょう)」も行います。

幌加内町の名産、そば粉を使って地元の小学生にそば打ちを教えます。

地元の名産を地元の小学生に教えることで、地元文化の継承を行なっています。

高校生にとっても、大人や小学生に何かを教えることで、教えることの難しさと、人に教えることで再度自分たちの工程を確認することになります。

地元文化の継承

高校生にとっては授業の一環で小学生にそば打ちを教えているだけかもしれません。

しかし彼らが小学生に教えているその裏には〝地元文化の継承〟という役割も担っています。

幌加内町ではそば打ちという文化が地域に根付いている珍しい町です。

これらのことを地域の子供達に高校生が教えることで、互いに町の文化継承を行います。

大切な時間

人口1500人ほどの小さな町ですが、実際に小学生の子供達と触れ合う機会が多いわけではありません。

一年の間にこのように小学生に何かを教えれる時間は、ほんのわずかな時間。

そのわずかな時間は高校生にとっても大切な時間です。

自分で打ったそばを食べること、そしてそれを家に持って帰り、自分たちの家族と食べることは家族にとっても喜ばしいことです。

その喜びを与えているのは、教えている自分たちだということを高校生も自覚できるのです。

まとめ

田舎の高校だからできること。

町と高校が連携して何かを行うことで、一体感や地域とのコミュニケーションの大切さを共に学びます。

そば打ちを通して高校生が学ぶことは、そば打ちのみではなくこのように地域住民との触れ合いや、教えることの難しさなどを経験します。

幌加内高校で経験することは必ずしも学校の授業だけではありません。

このように地域との関わりを築き上げながら、多くのことを学んでいきます。

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