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本校は高校の職員室よりサイト運営のできるブロガーがブログサイトを運営している全国でも珍しい高校です。
この記事では北海道で不登校の学生を持つ親御さんに幌加内高校としてお伝えできることを記載します。
- 不登校だった子が通う学校
- 寮生活という同じ仲間
- 不登校は悪いことか?
不登校だった子が通う幌加内高校
旭川から北へ車で45分ほど走ったところにある幌加内高校では、様々なバックグラウンドを持つ学生が集まってきています。
もちろんその中には中学生時代に不登校だった学生も多く含まれています。
そのような学生が幌加内高校へ進学して、本当に学校へ登校しているのか疑問に思う方もいることでしょう。
答えを先に言うならば不登校だった学生も学校を休むことなく登校しています。
さてどうして不登校だった学生が休むことなく通うことになるのでしょうか?
同じ境遇を話し合える
中学校の頃に不登校だった背景には様々な事情があることかもしれません。
人によっては人間関係。人によっては家庭の事情。人によっては授業についていけないなど。
しかし学校へ行くことができなかったという面では同じ背景を持っています。
そんな学生が高校へ進学した時に、それらのことを話し合える仲間がいるか、もしくは話し合わなかったとしても何となく分かり合える存在か、これらのことは学生にとって重要なことではないでしょうか。
他にもそのような高校はあるのか?
人によっては幌加内は土地柄的に遠くて負担がある。もう少し地元から近い場所で生活をさせたい。
そのようなことを考えている親御さんもいることでしょう。
もちろん本校のように中学生時代に不登校だった子供が多く通っている高校も北海道ではいくつもあります。
それらの高校の中身がどのようなことを行なっているのかや、どのようなスタイルなのかを把握していないので全てを記載することはできませんが、検索をかければ出てくるのではないでしょうか。
寮生活で築く人間関係
基本的に地元以外から入学してくる生徒は高校の側にある寮から通うことになります。
寮生活で築く人間関係は不登校を経験していた学生にとって新しい世界を経験させてくれる学校以外のもう一つの学び場です。
一つは人間関係かもしれません。一つは集団で生活する経験かもしれません。一つは自立した生活を楽しむことかもしれません。
もしかすると、学校の授業よりも大きな成長の学び場として寮生活の方が役立つ学生も少なくはないのかもしれません。
3年間という時間を寮の仲間と過ごすことによって、目には見えない人間的な成長があります。時々帰省してくる自らの子供が日々成長していく姿を感じることは、親としても子供の成長を実感します。
寮生活で出会える大人
寮の生活で触れ合うのは同じ学生同士だけではありません。
寮で食事を作ってくれる大人や、管理をしてくれている大人、また時には地域の人々と交流することもあるでしょう。
そのような大人と触れ合うことで、今まで大人との触れ合いが少なかった学生も学校の先生以外との大人と対峙することになります。
小さな町でも様々な形の大人と出会うことで、社会に出るにあたって良いステップを踏むことができます。
また学校の先生も毎日常駐しているので、学校とは違った形で先生方と触れ合うことによって様々な悩みを話すこともできます。
不登校は悪いことなのか?
時代の変化と共に、不登校というスタイルが徐々に認知されつつある今の社会。
不登校が悪いことなのか、良いことなのかという議論がされるようになりました。
少し前の社会であれば「不登校=悪いこと」というレッテルが貼られていて、親としても自分の子供が不登校であることが「恥ずかしい」と感じる人もいたのではないでしょうか。
こちらの動画は決して学校推奨というわけではありませんが一つ参考動画として見ていただけると面白いのですが、
人間の心理学や行動を専門に活動しているメンタリストDaigoは「心理学的に言うと学校へ通う方がメリットは大きい」という結論を語っています。
必ずしもこちらの動画が正しいというわけではありません。また幌加内高校が推奨しているというわけではありません。
もし親御さんの中で自身の子供が不登校となり、それが悩みの原因となっているのならば、まずは良し悪しで考え込むのはやめましょう。
学校に通うことによって、今までになかった価値観を身につけれるのは事実としてあることです。
同じ境遇を持った仲間ができることや、親以外の大人と触れ合うことも成長するにあたり大きな人生のメリットでもあります。
様々なスタイルや特徴のある学校が増えてきている中、本校のように不登校だった学生が高校生活を休むことなく通うようになっている学校が北海道にはいくつかあることも知っていただけると幸いです。
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