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北海道を感じる
幌加内高校に地域みらい留学365で留学している生徒たちは、北海道以外の都市から来ているため多くのことを知りません。
今年度は町や役場の協力を得ながら色々な研修を体験してもらっています。
GW期間中は幌加内も雪解けの時期でオフシーズンということもあり、幌加内以外の北海道の土地を感じてもらっています。
北は稚内から南は札幌と、北海道の中間部分に位置する幌加内からは、多少距離はあるものの地理的には行きやすい土地になります。
様々な違い
同じ北海道の中でもそれぞれの町で言葉や文化など大きな違いがあるところもあります。
最北端の稚内と最南端の函館では方言などの違いは顕著に表れます。
また、北海道周辺の島々や最北端からは隣国のロシアが見えるなど、日本の他の地域では経験できないことができます。
海一つとっても本州の海との違いもあるでしょうし、残雪を残した山を背景に海を見ることもなかったかと思います。
色々な土地で感じるものから自身の知見と、世界観を広げる経験として蓄積してくれるものと思います。
アイヌという土地柄
「幌加内(ホロカナイ)」という地名も含め、北海道には多くの町でアイヌ言語から地名に発展したものが多くあります。
地名だけではなく、川の名前や山の名前までアイヌ語が元となっているものは多く、北海道や沖縄など原住民が生活をしていた土地ならではのものではないでしょうか。
幌加内から車で1時間ほどの神居古潭(カムイコタン)などでは、アイヌの名残が強く残っており、アイヌの人々が信じる伝説なども残っている土地です。
国内でも原住民が残しているものを感じれる土地は少なく、またこれからの時代背景も含め、北海道でアイヌ文化に触れることは大切なことなのです。
地域住民との交流
幌加内町内では、そば打ちのベテラン講師の方々から直接そば打ちの指導を受け、そば打ちを通して交流を深めています。
留学生にとっても、高校では指導してもらっていない講師の指導や町内出身の人々の話は新鮮なものだったのではないでしょうか。
また、講師の方々にとっても毎年幌加内にやってくる地域みらい留学生の存在は、大きなものであり楽しみにしている交流の一つでもあります。
町の観光協会などが主催を行い、自分たちが打ったそばの食べ比べはこれからのそば打ち授業にいかしてもらえると良いでしょう。
町を知ってもらう
4月に様々な都市からやってきた地域みらい留学生。
1ヶ月ほどとまだ日にちは浅いですが、徐々に幌加内の町と町民の人々と接点を持つようになってきます。
すでにお世話になっている人、これからお世話になるであろう町民の人々と食事を通す中で会話を深め、1年間の留学に向け交流を深めます。
幌加内高校に限らず、地域みらい留学365では学校や役場、地域の人々が裏で留学生を支えサポートをしてくれます。
その想いの中には幌加内という、北海道の中でも一際小さな町を知ってもらう喜びや、本州からやってくる生徒との会話を楽しむ町の人々もいます。
高校教員と自分たちで調理を行い、町の人々をもてなすということも貴重な経験にはなったのではないでしょうか。
まとめ
地域みらい留学生は、幌加内にやってきて数週間でGWとなります。
幌加内のGWはまだ時より寒く、年によっては雪が降ることもあります。
北海道や幌加内は気候や文化を含めて、外国感がある町かもしれません。
このような土地柄で1年間を通し、色々な経験と知見を増やし〝地域みらい留学365〟を実りのあるものとしてもらえればと思います。
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