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4組の参加
2021年度に「地域みらい留学365」制度を活用して幌加内高校へ地域留学を考えてくれている4組の参加者が幌加内へ訪れてくれました。
いずれも首都圏を中心に都立の高校や通信制などの高校へ現在通っている高校生たち。
皆それぞれ幌加内高校の様々な魅力を感じオープンスクールに参加してくれました。
ある人は北海道の農業に魅力を感じ、ある人はそば打ちが面白そうで来てくれ、ある人は北海道という大地で高校生活を送ってみたかった。
今まではZoomを利用したオンラインでの対話だっただけに、実際に会って話をすることができてこちらもよかったです。
実際のオープンスクールでは授業で行なっていることや、町のアクティビティなど様々なことを体験してもらいました。
そば打ち
学校に到着して校長先生の挨拶が終わると、早速そば打ちの体験をしてもらいました。
在校生と、去年卒業した卒業生がオープンスクールに参加してくれた学生と一緒にそばを打ちます。
一生に一度あるかないか。
子供が打ったそばを家族で食べるという経験は親御さんには良い思い出になってくれたのではないでしょうか。
また、普段行なっている授業をそのまま体験してもらえたというのは、具体的なイメージが湧いたと思います。
学校見学
幌加内高校の自慢の一つ、暖かみのある木造校舎。
校内のいたるところにはステンドグラスが施されており、おしゃれ感が漂う学校でもあります。
実際に使用するであろう教室を周って見てもらい、窓から見える景色はまるで学校と思えない別世界だったのではないでしょうか。
また田舎の学校ながらipadを利用した授業などを行なっていることなども知ってもらうことができました。
農場野菜収穫
学校の農場で採れた野菜を実際に収穫してもらう体験授業。
農業高校でもある幌加内高校の農場で野菜を収穫してもらい、採れた野菜は自宅へ発送。
都会で生活をしていると、あまり経験できることがない野菜収穫という体験。
広い農場で太陽の元、実際に畑を周り様々な野菜を触れてもらうことができ、自然を体験してもらえたのではないでしょうか。
寮見学
地域留学を決めた際に生活のベースとなる幌加内高校の渓雪寮(けいせつりょう)。
実際に寮生活をしている3年生が寮生活での基本事項などを説明し、施設の案内を行いました。
学校の校内もそうですが、学校と同じ時間を過ごす寮を自分の目で見て生活のイメージが湧いたのではないでしょうか。
今まで寮生活をしたことがない人にとっては新鮮に映ったかもしれません。
北海道の小さな田舎町で寮生活をするということは、将来的にも大きな経験と思い出になることと思います。
夕食
夕食は全国のキャンパーにも人気が高い朱鞠内湖キャンプ場内でダッチオーブン料理を堪能。
北海道の食材が丸ごと入ったこれぞ北海道といった自然スタイル。
多少寒さはあったものの、外で食事をすることもそう多くはないのではないでしょうか。
夕食後には星空ツアーへ出向き、真っ暗闇の中での星空を経験してもらいました。
普段自分たちが生活をしている空には、本来どれほどの星の数があるか知らない人が大半。
真っ暗闇の中で見た星の数は想像をはるかに超えた数だったと思います。
ワカサギ漁とボート体験
2日目の朝にはボートに乗って朱鞠内湖でワカサギ漁の体験をしてもらいました。
冬になるとワカサギ釣りで多くの人が賑わう朱鞠内湖。
多くの釣り好きが求めてやってくる幻の魚イトウも実際に触ってもらい、大きさに驚いたことと思います。
クリスタルワークショップ
最後に天然クリスタルを使ってマクラメという手法で編み込み、自分たちでネックレスを作ってもらいました。
どこの学校でも習うことのない、天然石を使ったマクラメのワークショップ。
どこかで旅の匂いを感じ、自分で自分のアクセサリーを作る楽しさや、誰かにプレゼントして喜んでもらえる楽しさを味わってもらえるとありがたいです。
ものづくりの楽しさは様々なことに通づるものがあります。
最後に
「私たちの最大の目的はオープンスクールに参加してもらうことではなく、この参加をきっかけに留学してもらい、充実した1年を過ごしてもらうことが最大の目的です」
最後に教頭先生が挨拶をした言葉。
“充実した1年を過ごしてもらうこと”
地域みらい留学365の大きな目的は、留学した先の高校で充実した1年を過ごしてもらうことなのです。
もちろん留学生だけでなく、こちらで待ち受ける在校生も共に充実した学校生活を送ってもらうことが大前提です。
互いにそうなってもらえるよう、町と学校が一緒になってサポートし共に時間を過ごして行けることを楽しみにしています。
今回参加してくれたみなさんが来年度、またこの幌加内という自然に囲まれた小さな大地に来てくれることを待っています。
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