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地域みらい留学を支える方々と
幌加内高校に地域みらい留学365を利用して国内留学をしている生徒たちはGW期間の間、地元に帰省することが容易ではないため、幌加内に残っていくつかのプログラムを体験します。
まずは学校で調理を担当する教諭と一緒に、調理実習を行いながら料理の工程を学びます。
普段の授業でも調理に関する授業が多い幌加内高校ですが、授業で学ぶ料理とは違ったものを学ぶことができる機会でもあります。
少しばかりレベルの高い調理を経験することで、自分達の料理の幅も広がりを見せたかもしれません。
地域の方々
幌加内高校は〝町立〟の高校であり、地域の方々とも距離感の近い高校です。
地域みらい留学も3年目に入り、地域の方々の認知も広まるようになってきました。
役場や学校はもちろんのこと、観光協会や地域の企業に勤める方々、卒業して幌加内で働くOBなどが幌加内高校の地域みらい留学についてサポートを行ってくれ、
留学生の様子なども、気にかけていくれている存在です。
自分達で調理をおこなったものを提供し、地域の方々と食事を通して町のことや、自分達の地元のことなどを話す機会でもあります。
そば粉を利用した調理も
幌加内町の観光協会では別日に、幌加内産のそば粉を利用したフランス料理の〝ガレット〟と〝カフレ〟作りを主催してくれました。
町内ではそば粉を利用した様々な調理アイディアを駆使して色々な調理をおこなっています。
そばの産地として有名な幌加内では、そば粉を様々な形で利用することによって消費の拡大を模索しています。
教えてくれる町の方々も、移住してきた方もいれば幌加内出身の方々などもおり、留学生たちとも色々な話で盛り上がります。
また、町の調理施設などは高校生も利用できるため祝日などを利用して、調理を行うことも可能となっています。
アートの町幌加内
幌加内町では廃校になった小学校を再利用して政和アートfesを毎年夏に開催しています。
本来ですと夏だけのオープンですが、町の方々や主催者のご厚意により特別に開放をしてもらっています。
幌加内町は小さな町でありながら、町内で活動するアーティストやそれ以外の作家さんなども、幌加内のアートに関わってくれています。
使われなくなった小学校全体をアートで創作することにより、大自然だけではない魅力を生み出している場所でもあります。
ワークショップで創作も
夏の期間には様々な創作のワークショップを開催していますが、今回もワイヤーを使った簡単なワークショプを行ってもらいました。
様々なものがIT化などで創作することが少なくなってきた時代になりましたが、何かを創作することにより自分達の気がつかなかった才能に気づくこともあるかもしれません。
農業高校の幌加内高校ですが、作物や調理を含めて〝何かを作る〟という経験は色々なものに活かされることを望んでいます。
また、これらの活動で創作したものが、幌加内の思い出の一つとなってくれると町としても嬉しいものでもあります。
アイヌ文化に触れる
幌加内を含め、北海道はアイヌ文化の土地でもあります。
特に、北海道外からやってくる地域みらい留学生にとっては初めて触れる文化の一つでしょう。
今回はウポポイでも作品が展示されている方が講師となってくれ、アイヌの刺繍を教えてくれました。
最近ではゴールデンカムイなどのアイヌを題材とした漫画やアニメの影響で、アイヌ文化についての認知も広まっています。
アイヌ紋様の意味
アイヌの紋様については、それぞれの意味が含まれており単なる模様だけではありません。
例えば動物の目をモチーフとしたものや、自然の中から創作された紋様も数多くあります。
自然の中に信仰心を持つアイヌの人々は、これらの紋様を通して災いから身を守る信仰や、自然に感謝をする生活を営んでいます。
世界的にもその土地に住む原住民がクローズアップされる時代になり、北海道民だけでなく本州の人々にとっても知識を深めてもらいたい北海道の文化の一つです。
まとめ
地域みらい留学生はGW期間中に町内でアルバイトなども行いました。
アルバイトで対価を得る経験や、町のことを知っていくことも地域みらい留学の魅力の一つでもあります。
学校で学ぶ経験だけではなく、地域のフィールドや人々を通して学ぶことはこれからの人生に役立つものもあるでしょう。
町を知り、人を知り、その中から自分自身の可能性を知る。
1年間の留学の中でそんなことを知っていくことができるのも、地域みらい留学365の特色なのです。
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