独特な面白さと他人にはない、周囲を和ます空気を持っている橋本先生。
柔和な性格と見た目のギャップが人を惹きつけますが、多才な趣味を持つことでも知られています。
イベント行事などでは様々なコスプレで周囲を湧かせてくれる先生の一人です。
これまでの経歴

出身は北海道旭川市。担当科目は情報処理、食品製造。
幌加内高校に来るまでに渡り歩いてきた高校は以下の通りです。
- 北海道岩見沢農業高等学校(4年)
- 北海道富良野農業高等学校(6年)
- 北海道富良野緑峰高等学校(13年)
- 北海道幌加内高等学校(7年目)(2020年現在)
卓球部の顧問として3校で卓球を指導してきた橋本先生。
幌加内高等学校では定時通信制全国大会に2年連続出場しています。
身近な仕事だった
自身の親が教員だったこともあり、大学卒業後に仕事を選ぶ時に一番イメージをしやすかったのが教員という仕事だった橋本先生。
子供の頃から教員だった親の姿を見て、大学で酪農を専攻しそのまま教員の道を目指しました。
北海道内の農業高校をいくつか渡り歩いた後に、幌加内高校の教員として生徒を指導しています。
嬉しいのは卒業後

橋本先生が教員をやっている中で一番嬉しさを感じるのは卒業した後に生徒から連絡が来る時。
学校生活の中で生徒と触れ合うことが楽しいのはもちろんのことですが、卒業後に成長した生徒と出会うと学校とは違った嬉しさがあります。
高校時代に教えた生徒が体も心も成長し、気がつけば立派な大人に。
「今教えている生徒が将来どんな成長をするのか楽しみ」
生徒一人一人にそんな想いを馳せながら、成長を手助けする橋本先生の周りには多くの学生が集います。
生き物を使った授業
自身の家でも犬2匹、ヘビ、カメ、熱帯魚、うずらを飼育しているように課題研究授業では生き物を使った授業を行なっています。
観察授業を行うことによって、普段の学校授業だけでは学ぶことのできない学習を促したり生徒の好奇心をくすぐるような授業を行うこともある橋本先生。

自分たちが普段生活をする自然環境を使って、湖周辺の動植物を調べたり、蛍が生息する自然環境を調べたりと自主性を伸ばします。
また春先には無数にやってくる白鳥の観察なども行います。
北海道の田舎にある高校と、その町ならではの自然環境をうまく活用した個性的な授業。
生き物好きという自身の趣味をうまく授業に取り入れた、楽しみながら学べる授業が橋本先生の特徴です。
多才な趣味
自宅で様々なペットを飼育していることもそうですが、学校一の多才な趣味を持っている橋本先生。
学校の通勤は趣味のオフロードバイク。オフロード歴は長く大会に出場するほどのバイク好き。
その他にもカヌー、木工、車、スキューバーダイビング、燻製作り、自電車レースなどアウトドアな趣味が豊富です。
教員という立場と、自分の趣味を楽しむバランスの取れた生き方も橋本先生の面白さの一つです。
幌加内高校の魅力
様々な農業高校を渡り歩いてきた橋本先生から見る幌加内高校の魅力。
「少人数ということもあり、生徒との距離感が近いところ」
多数の生徒が在籍している高校ではやはり生徒全員と深く関わるのは簡単なことではありません。
全校生徒が35人(2020年現在)と、一般的な高校で言うと1クラスの人数になります。
しかし少人数であるが故に、全ての生徒に目が行き届き生徒の様々な変化を確認することができるのが幌加内高校。
良いところも悪いところも近い距離で確認できるのが、橋本先生から見た幌加内高校の魅力の一つでもあります。
地域みらい留学365で来る生徒
地域みらい留学365に参画し、地域留学対象校の幌加内高校。
「幌加内や授業に限らず、休みの日には北海道の土地を旅して色々な人に出会ってほしい」
バイクツーリングなどで色々なバックボーンを持つ人々と出会い、人の出会いの素晴らしさを知っている橋本先生ならではの願いです。

今後、地域みらい留学365で幌加内高校に来る生徒にはそんな北海道の土地の持つ魅力を感じてもらいたい。
幌加内から車で2時間強の富良野に自宅がある(自身は単身赴任中)橋本先生の近所には、旅人や移住者など沢山の個性的な人たちに囲まれています。
幌加内を通して北海道の土地柄や学校以外の楽しさ、そして学びを経験してほしいと考えています。
プロフィール

橋本 貴延(はしもと よしのぶ)
北海道出身
好きな歌手は乃木坂46、少女時代、いきものがかりなど。
お皿以外は何でも食べる食いしん坊。
教員を退職後は夫婦でのんびりと車日本一周を達成し、自宅のある富良野でカフェをやるのが夢。
学校の忘年会では山下清のコスプレで爆笑をかっさらう腕前の持ち主。
コメント